「庭師のTシャツをつくってほしい」
いつもtsuruyaの服を素敵に着てくださる方からのオーダーでした。
その方のご主人が庭師で、仕事の時に着るTシャツとのこと。
庭師道具や植物をモチーフにしたものがいいと提案があったので、blogを拝見したり、道具あれこれを調べてみて、デザインを考えることに。
庭だけでなく、人・自然・暮らしや住まいなど様々なことについて静かに、そして深く考える庭師の想いや真摯な姿勢。そこから生まれる庭や空間にはハッと息をのむ美しさがありました。
そんな仕事をする時の背中や、立ち姿に似合うTシャツになれば…と思いながらの制作でした。
インドのカンタ生地(着古したサリーを何枚も重ねて、全面に刺し子を施したもの)のパッチワーク。
水と根っこが絡む土の中。
前は新芽、後ろは森に。
ニホンミツバチの飼育も始めた庭師。
いつものように息子の図鑑を拝借。「…第一印象、セミやな」と息子に言われました。
背中には、blogにチラッと写っていた庭師の玄関前の敷石を。パッと見て「これ、うちの玄関やね」と…さすが。
剪定鋏あれこれ。
消しゴムハンコにするため、鋏を見ながら絵を描くのですが…鋏のもつカーブの完璧さといったら。少しでも変わると全く違う鋏になって、何度も描き直しました。
白Tバージョンも。
素敵な仕事をさせてもらいました、ありがとうございます。
直接納品に伺ったのですが、自宅兼事務所の玄関をくぐると…自分たちで塗った土壁、古い木のドア、カウンターの板に塗った模様、屋根裏に続く階段…それはそれは素敵なところ。
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