天気予報どおり、雨が降る早朝…楽しみ半分、淋しさ半分で最後の三土市のため、綾部・志賀郷へ向かいました。
シトシト雨の中、長靴&ウィンドブレーカーで搬入開始。寒さは緩んでいましたが、隙あらば水たまりで遊ぼうとしたり、わざわざ雨の滴り落ちるポイントに立って顔にかかるのを喜ぶ子どもたちを見ながらの準備に、なんだか始まる前からやや疲れてしまった私…
三土市はいつも開始前の朝礼でみんなで手をつなぎ、頑張ろーとしてから始まるのですが、昨日はいつも以上に大きな大きな輪で、最後の円陣とあってスタッフの方や出店者の方の静かだけれども溢れそうな思いが伝わってきます。パワー補給…
最後の三土市とあって100店を超える出店があり、雨にもかかわらず開始の9時から続々とお客さんが来られて大にぎわい。
先日のわがまま市でちょうちんズボンを購入してくださった方がツル便りを見て来てくださいました。
いつもは無地など比較的シンプルな服ばかり着ているそうですが、志ZUKIさんに勧められたタイパンツですっかりハマってしまわれたそうです。
帰り際には、温かいチャイの差し入れまでしてくださって…充電完了!
その他にもワンピースなど新しく作って持って行ったのですが、ありがたいことに素敵なもらい手の方に巡りあい旅立っていきました。
ほんとに女子は元気です。みんないくつになってもオシャレしたい、そんな乙女パワーを見て、普段はおばちゃんみたいな私も乙女なキブン
そんな乙女の方々は、ご主人や彼と来ていたりするのですが、女子たちの買い物を男性陣は、優しく見守る方、一緒に選ぶ方、ややため息ついて諦め気味の方…そんなやり取りを見ているのも、おもしろいのでした。
昼過ぎには雨も弱まり、ライブもあったりして楽しかったー!
最後の三土市、お客さん、スタッフの方、出店者の方々…みんながそれぞれのペースで味わっているようでした。
三土市に出店していてよく言われるのが、「子ども二人も連れて遠くから大変やろう」ということ。
三土市だから、行けるんです。知った顔があって、わが子たちも地元の子たちにまじって遊んだり、なじみのおじさんに子守をしてもらったり、近くの出店者の人に助けてもらったり…
そんな風景がある三土市だからこそ、雨が降ろうが雪が降ろうが参加できました。
ちなみに、先日の三土市で気の合う同じ歳の志賀郷っ子を見つけ、ツルんでいた上の子…
市も終わり片付けの時、その子が「おしっこ〜!」とタタタ〜ッと土手にのぼり、おもむろにズボンを脱ぎ、ジャ〜!それはもう見事な小便小僧のポーズで。
それを見た上の子は自分も…とパンツを脱ぎ、ジャ〜…と思いきや、勢いが足りなかったのか腰の反りが甘かったのか、足をつたって降ろしたズボンとパンツに。オイッ!立ちションもできぬのか、町の子は!
最後の市終了後、スタッフ、出店者、お客さん交じっての打ち上げがありました。みんなで乾杯した後、ごはんを食べながら、おしゃべりしたり、ライブがあったり…
沖縄出身の出店者の方のライブ。ここは沖縄?ってぐらいみんな踊ってました、変なカチャーシー。
そして、いろいろサプライズが企画されていました。
いつもおいしいパンやお菓子をつくっている志賀郷の「ぼっかて」のお二人。めでたく結婚されたそう…なので、みんなからのサプライズ結婚パーティー!ウェディングベールやブーケ、それにケーキが用意されていて志賀郷の人もそうでない人もみんな一緒になってお祝いしました。
都会に人が流れ、過疎がどんどん進む地方。
Iターン・Uターンで若い人が少しずつ増えてきている志賀郷ですが、みんなのこの祝福を見て、一組でも家族が増えることがほんとうにこの地域にとっては大きなことなんだなぁと実感しました。
もうひとつのサプライズは、出店者から、いつも準備〜片付け、三土市の運営に携わってくださるボランティアスタッフの方々に感謝の気持ちを込めてのくじ引き大会。出店者がそれぞれ持ち寄った自分たちの品を景品にスタッフの方にくじ引きしてもらいました。
表に立つ方、裏で支える方、若い人もおじちゃんもおばちゃんも…ほんとうにありがとうございました。
三土市が終わってしまうのはほんとうに残念で淋しいですが、スタッフの方の挨拶の言葉にあったように「これで終わりではなくて、次へのステップ」…きっと、志賀郷は次は何しよか?って前を向いてるんだろうなぁ。
おまけですが、くじ引き大会で余った景品2つを巡り、全員参加のジャンケン大会。私は一回戦で早々に敗退…100人以上はいたと思うのですが、なんとまぁ、うちのマイペースにいちゃんが奇跡の勝者に輝き、景品をゲットしてきました。ジャンケンする時もずっ〜と見当違いの方向を向いていたのに…無欲の勝利。チラリと中を覗くと、ドライフラワーのリースと、丸いケーキのようなもの…みんなに褒められ「よかったなぁ!ケーキ明日食べな〜」と言われ、鼻の下びろーん。
翌朝、開けてみたら…ケーキじゃなくて木の丸皿でした
三土市ののぼりなどにデザインされていた子どもの顔のイラストの原画。
広報担当のハタノワタルくんの娘さんが描いていたそう、知らなかった〜
たくさんあったけど、なんとなくハタノ家の子どもたちに似ていたコレにしました
三土市は終わりましたが、志賀郷はこれからもいろいろイベントがあるようなので、まだ行ったことがない方は一度ぜひ。
三土市以降の志賀郷@あやべ情報はこちら
https://www.facebook.com/shigasato