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庭師のTシャツ 2

いきなり夏。
暑い。帽子や日傘で上からの太陽をシャットしても、下からの照り返しの返り討ちにあってしまいます。


庭師松下さんは、とても凛とした庭をつくる人です。そんな庭師が、ありがたいことにツルヤTシャツを仕事着として使ってくださっています。
前回作ったものはコチラ。庭師には欠かせない剪定鋏をモチーフにしたハンコTやパッチワークTなど、毎日のように着てくれたようです。

今回のモチーフはカカオ。以前にも単色バージョンで作ったのですが、今回はカラフルバージョン。

赤茶黄緑のたくさんの色、丸いもの、細長いもの、いろんな形のカカオ。
凹凸それぞれの版をつくり、カカオの風合いが出るように色を重ねていきます。






毎度のことながら、その都度バランスを見ながら自分なりに「ちょうどいいな」と思う位置や角度でハンコを押していくので、また同じものを作ることが難しい…それが悩みです。課題。


庭師松下さんは、ペルーへカカオハンティングの旅に出る(!)そうで、なんと出発前日にギリギリ納品間に合いました(これも課題)。

前回のコロンビアへのカカオの旅にもツルヤTシャツをカバンにつめて行ってくれたのですが、その旅の様子はコチラで紹介されています。
カカオへの探究心。豊かな自然。読んでいるだけで、こっちまでワクワクしてきます。

今回はどんな発見や驚き、感動、出会いがあるのか…どうぞよい旅を。




at 20:40, tsuruya349, 作品

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木のTシャツ

忘れていたけれど、、、やっぱり今年の夏も暑い。

6月のまぃまぃ堂さんでの四人展「雨の音 てんてん展」がついこの間のような…気づけばもう8月でお礼が遅くなりましたが、足を運んでくださった皆さん、ありがとうございました。
たくさんの方に見ていただき、4人それぞれのてんてん、それがあわさったてんてん展を楽しんでいただけたようで嬉しかったです。
あんぱんTシャツを気に入ってくれた方が多く、追加でいくつか作りましたが、かたちも焼き色も微妙に違うあんぱんに…


その追加と一緒に、まぃまぃ堂店主から「木のTシャツを作ってほしい」とのオーダーがありました。
なんでも、周りに木好きな友人が多いそうで、間伐材研究所を作って山仕事をしたり、林業ラブな奥様がいらっしゃるとか。
その中の2組のご夫婦に生まれた赤ちゃんたちへのプレゼントに木の柄のTシャツオーダーでした。



ハンコを彫り、前後に新緑の山と紅葉の山を。

まだまだ小さな子どもなので、せっかくのお気に入りのTシャツに食べこぼししたり、ドロドロになって汚したり。
そんな時は、また木のハンコを押してどんどんシミの木を増やしていってもらえばいいかな、とハンコもセットで送らせてもらいました。
どんな山に育っていくのかなぁ。


もともとTシャツにつけるツルヤタグは、その時その一枚によって違います。ハンコを押したり、字や絵を描いたり。
最近は、アイロン接着の生地を切って、絵の具で色をつけてタグにするのが気に入ってます。

今回はお山。


あんぱんには食パンを。


着たら内側になるので、見えないですけど…よし。


at 10:45, tsuruya349, 作品

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庭師のTシャツ


「庭師のTシャツをつくってほしい」
いつもtsuruyaの服を素敵に着てくださる方からのオーダーでした。
その方のご主人が庭師で、仕事の時に着るTシャツとのこと。

庭師道具や植物をモチーフにしたものがいいと提案があったので、blogを拝見したり、道具あれこれを調べてみて、デザインを考えることに。

庭だけでなく、人・自然・暮らしや住まいなど様々なことについて静かに、そして深く考える庭師の想いや真摯な姿勢。そこから生まれる庭や空間にはハッと息をのむ美しさがありました。

そんな仕事をする時の背中や、立ち姿に似合うTシャツになれば…と思いながらの制作でした。



インドのカンタ生地(着古したサリーを何枚も重ねて、全面に刺し子を施したもの)のパッチワーク。
水と根っこが絡む土の中。


前は新芽、後ろは森に。


ニホンミツバチの飼育も始めた庭師。
いつものように息子の図鑑を拝借。「…第一印象、セミやな」と息子に言われました。

背中には、blogにチラッと写っていた庭師の玄関前の敷石を。パッと見て「これ、うちの玄関やね」と…さすが。


剪定鋏あれこれ。
消しゴムハンコにするため、鋏を見ながら絵を描くのですが…鋏のもつカーブの完璧さといったら。少しでも変わると全く違う鋏になって、何度も描き直しました。

白Tバージョンも。



素敵な仕事をさせてもらいました、ありがとうございます。


直接納品に伺ったのですが、自宅兼事務所の玄関をくぐると…自分たちで塗った土壁、古い木のドア、カウンターの板に塗った模様、屋根裏に続く階段…それはそれは素敵なところ。




庭師の仕事を覗いてみてください
庭師松下 >>> HP









at 22:00, tsuruya349, 作品

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チラリと。


京都・綾部の竹松うどんさんでの “short T story” 、無事に終わりました。
遠方で行けなくて残念…という声もチラチラホラホラ頂きました。なので、展示したTシャツを少しこちらでも紹介させてもらいます。



「indigo blue bird」
テンペラ山の山奥に、頭のてっぺんから足の先まで藍色の一羽の鳥がおりました。藍色の鳥はヤマガラやオオルリに憧れ、美しい藍色の羽とひきかえに鮮やかな色の花びらや葉っぱで、自分の体を着飾り始めました。



「six cups of coffee」
静かな朝…喫茶店オクトパスにはいつも6人の常連がやってきます。



「summer vacation」
ねぇ、お母さん!サンタさんって夏は何してるの?


(バックのこれがやりたいがために…)



「ワトソンさんの悩み」
ワトソンさんはいつもいつも考え事ばかりしています。朝ごはんの時も、本を読む時も、買い物をしていても。
あんまり夢中で考え込むので袋からパンやリンゴが落ちても気づかない…
「どうしたらいいんだろう」



「のんきなスパイ」
スパイのスミスさんは仕事をするのにオシャレを欠かしません。派手な帽子をかぶったり、蝶ネクタイをつけたり、いちいち目立つ格好をしてきます。
でも、ある日、困ったことになりました。



「blue moon」
ある晩、魚が夜空を見上げると、まんまるの青い月がぽっかりと浮かんでいました。
湖に浮かぶボートから、なにやら小さな楽しげな話し声が聞こえてくるので、魚は近づいてみました。



こんな感じで、Tシャツとそれにまつわるショートストーリー。
個人的には、ワトソンさんが今回、一番気になるキャラです。

at 22:58, tsuruya349, 作品

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オーダーパンツ

ひさびさの更新です…ボチボチやってます。
頭ではイロイロ企んでいるのです。


先日、オーダーのちょうちんパンツを納品完了。
前にもオーダー頂いた、芦屋川・ヨハクの店主さんから。
前回は黒のシンプルなパンツ。とても気に入り、制服のように着倒してくださってるとのことで、嬉しい限りです。

今回は…「クレヨンの青みたいな色で!」ということで、こんな感じに。



クレヨンみたいな青い生地を裁断しているうちに、水兵さんのようにしたくなり、白生地を入れたり、後ろポケットのフラップ(ふた)をなんとなく大きくしてみたり。



軍モノによく見られるステンシルも…



ポケベル世代には分かるはず、きっと。ポケベルって何!?みたいな若い人は、近くにいるアラサー〜アラフォーに聞いてみてください。

ステンシルもちょうどよいサイズのプレートがなかったので、仕事用のクリアファイルをせっせとカッターで切り抜きました。
こういうことしてるので、いちいち納品が遅れるのですが、せっかくオーダーしてくれたのだから、その人にだけ返せる何かをしたいなと思うのです。

いつも気長に待ってくれてありがとうございます。

at 11:44, tsuruya349, 作品

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オーダーワンピース


春、3月。卒園、卒業シーズンです。

前々からツルヤの服を気に入って「365日着たい!」とまで言ってくれるありがた〜い方がいます。その方から、お子さんの卒園・入園式に着るワンピースをオーダー頂きました。



イメージのやり取りのために、イラスト入りの手紙をもらったり、雪の日に打ち合わせに行ったり、生地を探しに出たり…ひとつのものを作るのに、じっくりと時間をかけて向かい合うのは久しぶり。
布を広げ、柄をどうするか、あーでもない、こーでもない…とする時間も久しぶりでした。

布を裁ち、ミシンで縫い、少しずつ少しずつ形になっていく過程にワクワクし、あ〜やっぱり楽しいなぁ〜と。
できあがったワンピースは喜んでもらえて「ありがとう」という言葉を頂きましたが、私も同じように「ありがとう」と思うのです。

つくりたい欲がムクムクムク…今年は個展やる!




at 11:13, tsuruya349, 作品

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カボチャパンツ


沖縄でパン屋をしているmatte panさん。
イベント出店用の服を作らせてもらったり何かとお世話になっていますが、今回は友だちの出産祝に…と姉妹お揃いのカボチャパンツをオーダー頂きました。

お友だちがイラストレーターなので、その絵の雰囲気のような生地で…と参考に作品を見せてもらうと、山や野原、草花を描いた優しい雰囲気の絵でした。
そこで浮かんだのが、前に篠山・日常さんでみたadmi(アドゥミ)さんがつくったインドの木版プリントを用いた生地。
人の手でつくられたものの持つ優しさやあたたかみがあるadmiの生地の雰囲気が、絵を観た時の印象とよく似ていました。


暑い沖縄できっと活躍してくれるハズ。

ちなみに、今回は沖縄までこんな箱に入れて送りました。


だんだんボックスという、この段ボールの箱。
障がいを持ちながらも素晴らしい絵の才能を持つアーティストたちの作品が段ボールに描かれています。

このだんだんボックスプロジェクトのコンセプトは持続的な経済活動としてしっかりと成立すること。
障害を持ちながらも自らが経済活動を伴って社会参加することにこそ、誰にとっても真の生きがいがあると考え、それがだんだんと広がるように応援するプロジェクトだそうです。

箱のサイズによっていろんなデザインがあり、箱そのものが贈り物みたいで、送る方も受け取る方もワクワクする、想いの詰まった箱…届いたらきっと嬉しいだろなぁー






at 12:53, tsuruya349, 作品

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オーダーパンツ

9月…朝晩はすっかり秋の気配。我が家のスズムシもよく鳴いております。ゴーヤもそろそろ食べ収めです

今週、やっとこさオーダー納品をしました。「夏までには…」なんて言いながら、夏休み最後の宿題に追われる子どものようにミシンを踏みました。

今回のオーダーは偶然にも、2人とも日頃お世話になっている店主さん。お待たせしました…

まずは一軒目・アンズ舎さん。(アンズと読みます)大阪天満宮のすぐそばにあるサイフォンコーヒーと焼き菓子がオイシイお店。

以前にカマタ商店さんの庭デ市でご一緒してから、何かと縁がありまして。以前ワンピースのオーダーをもらったのですが、今回は紺の無地のタイパンツのオーダー。




前後関係ナシのパターンなので、その日の気分でポケットの向きを決めてもらったらと。
無地でシンプルな分、遊びのステッチを多めに。赤いボタンと◯のステッチでドットの感じがアンズ舎さんの雰囲気に似ているような。



個人的には彼女の作るアイシングクッキーのかわいさがダントツです。




二軒目は、芦屋川にあるヨハクさん。
2月に参加した「鞄と余白」が遠い昔のようです…最近は仕事の昼休みにちょくちょく自転車で通っては、個性的な植物に癒されております。

「パンツのオーダーを。黒で!」という直球ストライクなオーダー。なので、私もストレートに返しました。



でも、やっぱり遊びたくなって腰の辺りに白の切替を入れてしまいました。ついポケットの上に小さいポケットをもう一つ付けてしまったり。
もうちょっとステッチ入れてみようかとウズウズする遊び心を抑え、ちょうどいい塩梅でお渡しできたのではないかと。

ちなみに、ヨハクさんのことをうちの子どもは植物屋さんと思っているよう…行くと必ずほぼ全ての植物をチェックして、ヨハクさんにアレコレ質問してはブツブツ言っています。帰り道、持って帰って来た植物を片手に「家を植物園みたいにしたいねんなぁ〜」
へ、へぇ〜

at 21:44, tsuruya349, 作品

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大切なTシャツ


今年の1月、尼崎のアートスペースIPPO(イッポ)さんで行われた脱原発に向けたアクションとしての太陽光パネル設置費用のためのチャリティ展に参加させてもらいました。
そこで、前回・今回のチャリティ展でご一緒させてもらった作家の方から、お子さん用のTシャツのオーダーを頂きました。半袖がご希望だったので、納品がこんな時期になってしまいました…

お子さんが魚が好きだというので、一つは魚をモチーフに、もう一つはお任せでとのことで。

魚、さかな、サカナ…と我が子の図鑑をまたもや拝借してパラパラパラとめくると、よし、コレ!ということで



マンボウくん。
独特のフォルムと、そののんびりとした雰囲気がなんともいえません。
そのマンボウの生態はまだ謎が多いそうです、確かに体も普通の魚が半分で切れたようなところに舵びれが付いている…謎めいてます

目は初めは白のボタンで表したのですが、なんだか目だけがやけにリアル過ぎたので、ちょっと間抜けそうに見える黒の*こんな形のボタンにしました

マンボウTがアップリケ(?)だったので、もう一つはイラストでいこうと思い、モチーフを考える。
Tシャツのグレーに私の好きな組み合わせの黄色にしよう。黄色か…バナナ?グレープフルーツ?レモン…よし、レモンにしよ!ということで



胸に5つのレモンとそれぞれに
「1,2,3,4,go!」なんてオモシロくも何ともない字を添えてみました

背中はこんなんです



ビールジャナイヨ、レモンジュースアルヨ。
その下には
"If life gives you a lemon, make lemonade."(人生がレモンをくれたらレモネードを作れ)
という英語の諺を。
「苦境にあってもそれを逆転させて前向きに生きなさい」といった意味のようです。

グレー×黄色というイメージから始まりましたが仕上がりには自己満足度120%です


実は、今回このオーダーTシャツを着る息子さんは、自閉症で重度知的障害を持つお子さん。
自分の思いが伝わらなかったり、自分のつもりと違ってしまったり、見通しが持てない時などにパニックになって、服を破ってしまうことがあるそうです。
そのお母さんがチャリティ展でツルヤのTシャツを見て「こんなふうにしてもいいのかー!」と感じてくれたそうです。
今までは、また破くかもしれないから…というのがどこかにあった上で息子さんの服を選んでいたけれど、「障害があってもオシャレしていいやん、ジャージばっかりでなくても!」という想いが強くなったと話してくれました。
お母さんもリネンなどを使って洋服を作る作家さんなので、この夏はツルヤのTシャツと合わせて息子さんにリネンのパンツを作ってあげるそうです。

先日納品を終えると、さっそくTシャツを着てピースサインをした本当に嬉しそうな息子さんの写真が贈られてきて思わず胸がいっぱいになりました。
しかもポケットの中にこっそり描いたレモンちゃんの存在にも気づいてくれて「明日はレモンちゃん着るわ!」と気に入ってくれたようです。
オーダー頂いて本当にありがとうございました


そもそも、このご縁のきっかけとなったアートスペースIPPOは、知的な障害をもつ人たちが、アートを通してのびやかに集える場をめざして、平成17年12月1日にNPO法人「IPPOの会」を発足させたところが始まりです。
今回オーダー頂いたお母さんも、子どもが気兼ねなく絵を描いたりする場所が欲しいと、始まりに関わられた一人です。

最近、アールブリュットやアウトサイダーアートと言った言葉(「主流から外れた芸術活動の総称。美術に関する教育を受けていない独学者や知的障害者などが、既成概念にとらわれず自由に表現するもの」(大辞泉))で注目されることも増えてきたと思うのですが、一般的にはいろんな意味でまだ認知されていないと思うのです。

私も今まで知的障害者の作業所の作品の展示を何度か見ましたが、その純粋さを前にしたら言葉を失います。
こうしたら売れる、こっちの方が喜ばれそう、こうしたら解りやすい…そんなこと考えずに、ただただ感じたもの、自分の心の中にあるもの、心から生まれたものを表現している、そんな圧倒的なパワーを感じるのです。

私自身、知的障害のことやアウトサイダーアートのことなどに関しては無知といってもいいほどの知識しかありません。
でも、社会の中でそんな活動をしている人たちがいるということは一人でも多くの人に知ってもらいたいと思います。
よければ、IPPO誕生のきっかけを知ってもらえたらと思います。






at 22:29, tsuruya349, 作品

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春のオーダー

もうとっくに春。
けどこの春一番の納品だったので、春のオーダーです。

ある時、何かの縁でツル便りに辿り着いた方がワンピースを見て、「この形ー!」と思って声をかけてくれました。
イメージがひとつに絞れなかった…というか、よさげな組み合わせがいろいろあったので3パターン作って選んでもらうことにしました。



ご本人が普段着る色をベースにして、あとはポケットの組み合わせを変えてみました。



ラベンダー×花、カーキ×アフリカンバティック、マスタード×チェック

どれを選ぶかな…これちゃうかなァ…と思ってたのとは違い、ラベンダー×花を選んでくださいました。ありがとうございます。
残りの2点については、今はカマタ商店さんに置かせてもらってますので、気になる方は私かカマタ商店さんにお問い合わせをば。


次なるオーダーは、綾部・志賀郷に住む絵付け師夫婦から結婚10周年の記念にと。

旦那さんは前にブログに載せたちょうちんズボン、奥さんはもんぺ風…というご希望でした





畑・田んぼをして土に近い暮らしをしているので、旦那さんのズボン生地はしっかりした織りの麻で。
普段から着物を着て暮らしている奥さんには帯の部分に浴衣の古布を使って作りました。

これまたご縁なことに、こちらの夫婦に今年産まれた三人目の子どもさんの名前が…「ツル」!
わざわざ産まれる前に「ツルって名前にしてもいいですか」と連絡までくれる律儀な方たちです。
もちろん…どーぞ、どーぞ。私の許可なぞいりません!

お腹が大きくても着物を着ていた奥さんですが、着崩れて授乳がしにくいので今は洋服が多いと知り、もんぺの帯に使った浴衣地で授乳用やっこさんシャツを作ってお祝いに添えてみました。





両脇をボタン式にして、上のボタンを外したら脇から授乳できる、という想定です。
浴衣地なので夏は涼しく着れるし、着物ではないけれどそれらしく…
喜んでもらえたようで本当によかったです

夫婦で器の絵付けをしているのですが、旦那さんの方は伝統的な絵付け…繊細な絵で、まさに美術、美しい術。
奥さんの方は豆皿などになんとも愛らしい絵を描いています。我が家にも少しずつ集まってますよ、ホラ。



鶴、亀、松やら富士やら縁起物が多くて、自分だけでなく誰かにもこの福を分けたくなる絵です
絵付け師夫婦の稲葉抱山・佳代さんは綾部の方たちですが、京都以外でも展覧会などされてますので、また機会があればぜひとも!


・・・○・・・○○・・・・・○・・○・○

自分の服をオーダーされるのはもちろんですが、何かの記念にとか、誰かのために…という想いでツルヤにオーダーされるのは本当にありがたいです。
その想いに応えられるように、今もこれからもひとつのものを作っていけたらいいなと思います

at 21:21, tsuruya349, 作品

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